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観葉植物マニアに贈っても喜ばれる珍しい観葉植物

観葉植物マニアに贈っても喜ばれる珍しい観葉植物

観葉植物はプレゼントアイテムとして人気ですが、愛好家に贈っても喜ばれる珍しい観葉植物にはどのような種類があるのでしょうか?

今回は、専門店が厳選した、珍しい観葉植物の種類を6つご紹介します。

専門店が厳選する珍しい観葉植物6選

観葉植物は全世界に多彩な種類が自生しています。中には希少価値が非常に高く珍しい種類もあり、愛好家の方へのプレゼントとして、非常に喜ばれます。

では、数ある種類の中でもとくに珍しい観葉植物をご紹介していきましょう。

1.ユーフォルビア ステノクラーダ

ユーフォルビア ステノクラーダは、マダガスカルを原産とする観葉植物です。ユーフォルビア属の多肉植物の一種で、多肉質ながら堅い手触りと鋭いトゲが特徴。次々と新芽を生やしボリューム感ある見た目は、まるで海で輝く珊瑚(さんご)のよう。その姿からステノクラーダという学名とは別に「銀角珊瑚(ギンツノサンゴ)」という名称が付けられています。

若い芽は鮮やかな緑色をしていますが、徐々に銀色に変色し、より堅く育ちます。銀角という名称はこの銀色の姿に由来するもので、若々しさのある緑色の姿よりも、渋く重厚感のある銀色の姿を好むマニアも少なくありません。

【育て方のポイント】

ユーフォルビア ステノクラーダは多肉植物の一種のため、乾燥に強く丈夫です。茎や葉に水を溜め込むことができるため、水やりは土がしっかり乾燥したタイミングを目安にしましょう。水やりが多過ぎると根腐れの原因となります。また、湿度の高い環境も苦手とするため、風通しのよい場所を置き場所に選びましょう。

成長が早く樹高が数メートルになることもあります。定期的に剪定を行うだけでなく、サイズに応じて大き目の鉢に植え替えてあげてください。

2.モンキーツリー

モンキーツリーはカナリア諸島を原産とする常緑低木の多肉植物です。現地では「幹に触れると幸せが訪れる」といわれる縁起の良い植物で、棒状の幹に細く柔らかい葉が生えます。個性的な樹形や国内での流通が少ない希少性もあいなって、愛好家から人気の高い種類です。

真夏と真冬の2回休眠するという珍しい性質を持っており、休眠時期は水やりを控えるなど、水やりの頻度を調整する必要があります。しかし基本的には多肉植物らしく丈夫なので、ある程度観葉植物への知識がある方なら難易度は決して高くないでしょう。

【育て方のポイント】

多肉植物なので、乾燥した環境を好みます。湿度が多いと根腐れや生育不良を起こしやすいため、水やりは土がしっかり乾燥したタイミングで与えるようにしてください。また、真夏と真冬は休眠するため、成長が止まったら水を断って大丈夫です。真夏の休眠時は葉が落ちてしまうため「枯れてしまったのでは?」と勘違いしますが、休眠にあわせた習性なので安心してください。

3.ホワイトゴースト

観葉植物マニアから高い人気を集める珍しい種類が、ホワイトゴーストです。日本語に直訳すると「白い幽霊」。その名の通りどこか不可思議で個性的な見た目は、多くの愛好家を魅了してやみません。ホワイトチョコレートのような乳白色の色合いに、ピンク色をした新芽がアクセントに。

新芽は成長と共にトゲ状に変化することからサボテンの仲間と思われがちですが、ホワイトゴーストはユーフォルビアの一種。ユーフォルビアは世界に500種以上が自生するとされ、独特の樹形や姿から人気が高い多肉植物として知られています。

【育て方のポイント】

ホワイトゴーストは風通しが良く、日当たりの良い環境を好みます。乾燥気味に育てるのがポイントで、水やりは土の乾燥具合を観察しながら月に2~3回程度でも大丈夫です。冬場は成長が止まるため、月に1回程度にしておきましょう。

置き場所を選ぶ際に注意したいのが、直射日光。とくに夏場は葉焼けの原因となるため、半日陰やレース越しに日が当たる場所を選んであげましょう。

屋外で育てることができますが、冬場は日中を通して5℃を下回るようなら室内に移動します。10℃を下回るようになったら早めに移動させておくと安心です。

4.デヘンバキア プラチナ

流通量が少なく、珍しい観葉植物に挙げられるのがデヘンバキア プラチナです。熱帯アメリカを原産とするサトイモ科の植物で、縦長で緑色の楕円形の葉に、白や黄色、薄緑といった斑模様が入るのが特徴。スタイリッシュで個性的な見た目は人気が高く、繊細な美しさが観葉植物好きの心を惹きつけます。

自生地では大型種と小型種の2種類が自生していますが、流通しているのは小型種がほとんど。自宅や店舗のインテリアにちょうどいいサイズ感なので、空間の雰囲気をおしゃれに彩ってくれます。

【育て方のポイント】

比較的暗い場所でも育ちやすい耐陰性がある種類なので、室内でも生育できます。ただ日当たりのよい環境で育てると、株全体が締まった印象になりいきいきとした姿を披露してくれます。直射日光に当てる必要はありませんが、定期的に日光浴をさせるのがおすすめです。温かい季節は屋外でも育てられるため、季節にあわせて置き場所を変えてみてもよいでしょう。

高温多湿な環境に自生するため、寒さと乾燥には弱い性質を持っています。1日を通して10℃を下回るようなら、屋内で冬越しをさせてあげましょう。また定期的に霧吹きを使って葉水をすると、乾燥を防ぎみずみずしい状態をキープできます。

水やりは土の乾燥具合を目安に、表面が乾いたタイミングで水を与えてください。冬場はやや間隔を空け、土の表面が乾燥してから2~3日程度間隔を空けてあげましょう。

最後に、デヘンバキア プラチナの樹液は、手のかぶれや炎症を起こす毒性を持っています。剪定や植え替えの際は、ゴム手袋を着用するのを忘れないようにしてください。

5.コウモリラン アルシコルネ

コウモリラン アルシコルネは、オーストラリアをはじめとした温帯雨林や熱帯雨林に自生する観葉植物です。個性的なフォルムのため、珍しい種類の観葉植物としてマニアからも人気を集めています。

特徴はコウモリのような葉っぱ。質感はザラザラとしてやや硬く、個性的なシルエットで存在感を発揮します。成長するにつれて葉の先端に切れ込みが入るのも特徴で、鹿の角のように見えるため「鹿角(ビカク)シダ」という名称でも有名です。

【育て方のポイント】

比較的暗い場所でも育ちますが、やはり日当たりのよい環境を好みます。屋内の暗い場所を置き場所にする場合は、数日に1回程度日光浴をさせてあげましょう。冬の寒さには強い特性があり、一日を通して5℃を下回らなければ、屋外で育てても問題ありません。

水やりはコウモリランならではの特徴があり、土部分ではなく株元を覆うように育つ「貯水葉」から与えます。植物の上から、株全体にやさしく水をかけるようにして水やりをしましょう。コウモリランは水を与えすぎると根腐れの原因となるため、土の状態を確認してカラカラに乾いたタイミングで与えてください。

6.フレボディウム オーレウムダバナ

フレボディウム オーレウムダバナは、熱帯~亜熱帯地域に自生する観葉植物です。葉が特徴的な種類で、シルバー系の美しい葉色をしており、手で触ると柔らかくカサカサとした独特の質感をしています。複雑に入った葉の切れ込みも魅力で、立体感やボリューム感があるためインテリアグリーンとしてしっかり存在を主張してくれる種類です。葉は長く時間をかけて成長するため、じっくり成長する姿を楽しめるのも、観葉植物好きから支持を集めるポイントでしょう。

【育て方のポイント】

比較的暗い場所でも育ちますが、明るく日当たりのよい環境で育てると元気でいきいきとした姿を披露してくれます。どうしても暗い場所を置き場所に選ぶ場合は、定期的に日光浴をしてあげると植物も喜びます。明るい窓辺やベランダ、庭など、直射日光が当たらない場所がおすすめです。

寒さに強い性質があるため、屋外でも元気に育ちますが、一日を通して5℃を下回るようなら屋内に移動させて越冬させてください。

水やりは土の乾燥状態を目安に、表面が乾いたらたっぷりと水を与えてあげましょう。とくに夏場の成長期は水の消費が多いため、土の状態をしっかり観察してください。反対に冬場は成長が緩やかになり水の消費が少なくなるため、水やりの間隔を空けます。土の表面が乾いてから、2~3日程度が目安です。

APEGOなら写真現物の一点ものをお届け

観葉植物はその種類の豊富さから、初心者から上級者まで幅広い層が楽しむことができます。個体ごとに樹形や色合い、サイズが違うため、自分好みの植物を手に入れるのは喜びの1つといえるでしょう。

APEGOではすべて一点ものの取り扱いで写真現物を直接お届けしています。希少性の高い珍しい種類も順次入荷していますので、サイト内でお気に入りの種類をお選びください。

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2021年6月25日  by apego

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