観葉植物はプレゼントアイテムとして人気ですが、愛好家に贈っても喜ばれる珍しい観葉植物にはどのような種類があるのでしょうか?
今回は、専門店が厳選した、珍しい観葉植物の種類を3つご紹介します。
専門店が厳選する珍しい観葉植物3選
観葉植物は全世界に多彩な種類が自生しています。中には希少価値が非常に高く珍しい種類もあり、愛好家の方へのプレゼントとして、非常に喜ばれます。
では、数ある種類の中でもとくに珍しい観葉植物をご紹介していきましょう。
1.ユーフォルビアステノクラーダ
ユーフォルビアステノクラーダは、マダガスカルを原産とする観葉植物です。ユーフォルビア属の多肉植物の一種で、多肉質ながら堅い手触りと鋭いトゲが特徴。次々と新芽を生やしボリューム感ある見た目は、まるで海で輝く珊瑚(さんご)のよう。その姿からステノクラーダという学名とは別に「銀角珊瑚(ギンツノサンゴ)」という名称が付けられるています。
若い芽は鮮やかな緑色をしていますが、徐々に銀色に変色し、より堅く育ちます。銀角という名称はこの銀色の姿に由来するもので、若々しさのある緑色の姿よりも、渋く重厚感のある銀色の姿を好むマニアも少なくありません。
【育て方のポイント】
ユーフォルビア ステノクラーダは多肉植物の一種のため、乾燥に強く丈夫です。茎や葉に水を溜め込むことができるため、水やりは土がしっかり乾燥したタイミングを目安にしましょう。水やりが多過ぎると根腐れの原因となります。また、湿度の高い環境も苦手とするため、風通しのよい場所を置き場所に選びましょう。
成長が早く樹高が数メートルになることもあります。定期的に剪定を行うだけでなく、サイズに応じて大き目の鉢に植え替えてあげてください。
2.モンキーツリー
モンキーツリーはカナリア諸島を原産とする常緑低木の多肉植物です。現地では「幹に触れると幸せが訪れる」といわれる縁起の良い植物で、棒状の幹に細く柔らかい葉が生えます。個性的な樹形や国内での流通が少ない希少性もあいなって、愛好家から人気の高い種類です。
真夏と真冬の2回休眠するという珍しい性質を持っており、休眠時期は水やりを控えるなど、水やりの頻度を調整する必要があります。しかし基本的には多肉植物らしく丈夫なので、ある程度観葉植物への知識がある方なら難易度は決して高くないでしょう。
【育て方のポイント】
多肉植物なので、乾燥した環境を好みます。湿度が多いと根腐れや生育不良を起こしやすいため、水やりは土がしっかり乾燥したタイミングで与えるようにしてください。また、真夏と真冬は休眠するため、成長が止まったら水を断って大丈夫です。真夏の休眠時は葉が落ちてしまうため「枯れてしまったのでは?」と勘違いしますが、休眠にあわせた習性なので安心してください。
3.ホワイトゴースト
観葉植物マニアから高い人気を集める珍しい種類が、ホワイトゴーストです。日本語に直訳すると「白い幽霊」。その名の通りどこか不可思議で個性的な見た目は、多くの愛好家を魅了してやみません。ホワイトチョコレートのような乳白色の色合いに、ピンク色をした新芽がアクセントに。
新芽は成長と共にトゲ状に変化することからサボテンの仲間と思われがちですが、ホワイトゴーストはユーフォルビアの一種。ユーフォルビアは世界に500種以上が自生するとされ、独特の樹形や姿から人気が高い多肉植物として知られています。
【育て方のポイント】
ホワイトゴーストは風通しが良く、日当たりの良い環境を好みます。乾燥気味に育てるのがポイントで、水やりは土の乾燥具合を観察しながら月に2~3回程度でも大丈夫です。冬場は成長が止まるため、月に1回程度にしておきましょう。
置き場所を選ぶ際に注意したいのが、直射日光。とくに夏場は葉焼けの原因となるため、半日陰やレース越しに日が当たる場所を選んであげましょう。
屋外で育てることができますが、冬場は日中を通して5℃を下回るようなら室内に移動します。10℃を下回るようになったら早めに移動させておくと安心です。
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観葉植物はその種類の豊富さから、初心者から上級者まで幅広い層が楽しむことができます。個体ごとに樹形や色合い、サイズが違うため、自分好みの植物を手に入れるのは喜びの1つといえるでしょう。
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