光沢のある大きな葉が美しいアルテシマの育て方についてまとめました。育てやすさも人気の理由ですが、葉色が非常に美しく、リビングに置くだけでおしゃれ度が一気に上がる、存在感あふれる観葉植物です。
アルテシマの育て方
アルテシマの育て方を3つの項目からみてみましょう。
1.置き場所について
アルテシマは強い生命力を持ち耐陰性のある植物なので、置き場所についてはさほど神経質になる必要はありません。インテリアグリーンとして使われることも多いので、室内であればカーテン越しの明るい日陰がよいでしょう。
上手な育て方のポイントは、できるだけ太陽の光を欠かさないこと。春から秋にかけては、日当たりのよい室内で日光をしっかり取り入れてあげると、葉の鮮やかさがよりよくなります。
冬は、最低気温が5度を下回らないように注意して管理しましょう。エアコンの風が直接当たる場所を避け、日当たりのよい窓際に置くのが鉄則です。
2.与える水の量について
与える水の量を季節に応じて変えることが、アルテシマの上手な育て方のポイントです。夏は、土が乾燥しないよう毎日水を与え、受皿にたまったお水はこまめに捨てましょう。葉は濡らした布でやさしくふき取るか、霧吹きを使って裏表ともにうるおいを与えます。
冬は、寒い時期に水を与え過ぎてしまうと根腐れの原因になるので、土がしっかり乾いてから水やりをしましょう。
3.日当たりについて
アルテシマは強い光を好み、太陽の光をたくさん浴びることで葉色が鮮やかに。ただし真夏の直射日光は強すぎて葉焼けを引き起こしてしまいますので、太陽光が差し込む窓際が最適でしょう。
冬は夏に比べて日光量が足りなくなりがちで、葉が垂れてしまったり葉色が褪せてしまったりの原因にも。美しく葉色を保つためにもできるだけ明るい場所で育てましょう。
アルテシマのお手入れで気を付けるポイントは
アルテシマの育て方にあわせて、お手入れの際に気を付けるポイントをご紹介します。
病害虫に注意
アルテシマには、まれにハダニやカイガラムシなどの害虫が発生することがあります。ハダニは葉の裏に発生して栄養を吸い取り、カイガラムシは新芽に悪影響を及ぼすので、ついてしまったら水で流しましょう。
定期的な葉水が病害虫予防になりますので、霧吹きで葉の裏表に水を与えてください。また、灰白色や黒い斑点が葉の表面に現れる「炭そ病」の症状が現れたら早めに葉をカットするなど対策をしましょう。
感染が広がってしまう前の早期発見、早期対策がアルテシマの育て方で気を付けたい大事なポイントです。
剪定の時期は
成長が著しいアルテシマは、葉が増えすぎたり葉同士が重なってしまうとバランスが悪くなるので、成長に応じて剪定を行います。剪定は、見た目だけではなく日当たりや風通しが良くなるなどメリットがあるので適度に行いましょう。
アルテシマの剪定の時期は4月中旬から10月中旬頃がベスト。冬に剪定をすると新芽が出てくるのに時間がかかることもあるので、成長が活発な春から初秋がおすすめです。切れ味が悪いハサミを使うとそこから傷みが発生してしまうので、よく切れる剪定バサミを使いましょう。
育てやすいアルテシマでグリーンのある生活を
寒さにも強く、育てやすい観葉植物として人気のアルテシマは、お手入れも比較的手間がかからず初心者にも安心です。育て方や気を付けるポイントを知って、アルテシマを長く大切に育てましょう。
APEGOの観葉植物は、すべてこだわりの1点ものをご用意しています。インテリアのアクセントになるアルテシマは、新築や引っ越し祝いに最適な贈り物になりますよ。