リモートワークに観葉植物があるとオススメの理由

新型コロナウイルスの感染拡大を受けてリモートワークを導入する職場が増えていますが、慣れない自宅での仕事は何かとストレスを感じてしまうものです。

そんな方におすすめなのが観葉植物。おしゃれで色鮮やかな観葉植物は、気分転換やリラックス効果だけでなく、リモートワークを充実させるさまざまなメリットを持っています。

リモートワークに観葉植物をオススメする4つの理由

新型コロナウイルスの自粛規制や感染予防の一環として、リモートワークが増加しています。通勤時間がなくなり、自由度の高いリモートワークですが、一方で普段の生活と仕事の切り換えが難しい点や、常時同じ空間で過ごすことでストレスを抱えている方も多いようです。

そんな中、リモートワークに取り組む環境をより良くしたいとして、観葉植物が人気を集めています。自然の安らぎや色鮮やかな見た目を手軽に楽しめる観葉植物は、リモートワークに取り組む人にとって貴重な癒しを提供してくれます。

では、具体的リモートワークに観葉植物をオススメする理由を4つのポイントから見ていきましょう。

観葉植物は普段から光合成をおこないます。光合成によって、水分と二酸化炭素を吸収し、酸素を吐き出すことはよく知られていますが、実はリモートワークではこの循環がとても大事です。

2012年にローレンス・バークレー国立研究所のウィリアム・フィスク氏は、Co2濃度が脳の機能（意思決定）に与える影響についてニューヨーク州立大学と共同研究を行いました。この研究によると、Co2の濃度が高まることで脳の意思決定機能が低下し、仕事や作業能率が低下することが分かりました。

自宅の部屋はオフィスなどに比べて空間が狭く、二酸化炭素濃度が高くなるとされています。窓の開閉とあわせて、観葉植物の光合成の力を利用すれば、仕事の能率を高めることができるでしょう。

また観葉植物は、サンスベリアのようにマイナスイオンを発生させる種類や空気清浄効果を高める種類が多く存在します。こうした種類をリモートワークのお供に選んでみるのもおすすめでしょう。

森林浴は人間がリラックスするために重要な、副交感神経を優位させる働きがあります。これは身近な自然に触れることでも効果が得られ、観葉植物にもリラックス効果があることで知られています。

また、植物が発する「フィトンチッド」という物質は、自律神経を整え、ストレスを緩和させる働きがあることが証明されています。森林浴や登山をすると清々しい気分になりリラックスできますが、こうした効果は科学的にも根拠があるという訳です。

リモートワークによるストレスを感じている方も、観葉植物を側に置くことでリラックス効果を得られるでしょう。

観葉植物は実に多彩な種類があり、どれも個性的な見た目を楽しむことができます。そのためインテリアアイテムとして人気が高く、お部屋のサイズやスペースに応じて、おしゃれなお部屋作りに重宝します。

見慣れた光景に植物の姿が加わるだけで、雰囲気が一変して気分をリフレッシュすることができるでしょう。

ちなみに、「緑色」は眼精疲労を回復する効果があります。リモートワークではパソコンやスマホを利用する頻度が多いことから、定期的に観葉植物を眺めることで目を休めてみるのもおすすめです。

観葉植物をより元気に育てるには、定期的な水やりや日当たりの調整、伸びすぎた葉や枝の剪定など、定期的なお手入れが大切です。こうした何気ない作業は、リモートワークの合間の気分転換になります。リモートワークはついつい休憩時間を忘れてしまいがちで、仕事のオンオフの難しさがストレスの1つとなってしまいます。

身近な場所に観葉植物を置いてお手入れをすれば、リモートワークの気分転換にはもちろんおうち時間をより充実させることができるでしょう。

リモートワークの増加は働き方を柔軟にする一方で、同じ空間で作業をすることによるストレスを抱えてしまう恐れがあります。観葉植物は自然の癒しやリラックス効果を得られるだけでなく、お手入れの作業が仕事の合間の息抜きや気分転換にぴったりです。

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