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観葉植物の空気清浄効果とは

観葉植物の空気清浄効果とは

観葉植物に空気清浄作用があることをご存知でしょうか。実はNASAの研究でも植物の空気清浄効果が確認されており、私たちに身近な観葉植物も含まれていました。空気清浄効果の期待できる観葉植物をご紹介しましょう。

観葉植物に備わる空気清浄効果

植物の持つ抗菌作用

よく「森の空気はきれいでおいしい」と耳にしますよね。これは、植物中に存在するフィトケミカルという物質の作用によるもの。バクテリアやカビの胞子を抑制する効果があります。

このような「抗菌効果」は、全く動くことのできない植物にとって大変重要な防衛機能。観葉植物の生成するフィトケミカルにより、お部屋の空気清浄効果が期待できます。

有害物質を取り除く効果

ホルムアルデヒドやトリクロロエチレンなどは有害な化学物質として知られていますが、植物にはこういった有害物質を除去するはたらきが備わっていると言われています。

NASAが宇宙船用に進めていた生命維持システムの開発過程で、人体に有害な化学物質を取り除く植物のはたらきが発見されました。

このような空気清浄効果を持つ植物はエコプラントと呼ばれ、私たちの身近な観葉植物も含まれています。

光合成による二酸化炭素の除去

植物が光合成を行うことは広く知られていますね。観葉植物も水と二酸化炭素を取り込み、光エネルギーで炭水化物を合成して成長します。

このような働きは、通常光の差す日中にしか行われません。ところが、夜間に二酸化炭素を積極的に取り込む観葉植物があります。この特殊な光合成は、夜間に二酸化炭素を除去する空気清浄効果をもたらします。

CAM光合成とよばれており、日中に葉の気孔からの水分拡散を防ぐために進化した結果。夜間に植物体内に取り入れた二酸化炭素を使って、日中に光合成を行います。

空気清浄能力にすぐれた観葉植物

空気清浄作用が期待できる観葉植物を、いくつかご紹介します。

ベンジャミン

ベンジャミンバロック

フィカス・ベンジャミナ、ベンジャミンゴムともよばれ、人気のある観葉植物です。ホルムアルデヒド・キシレン・トルエン・アンモニアなどの除去実験では、高い空気清浄作用を持つことが示されました。

冬の寒さには比較的強いので、5℃以上の暖かい環境に置くようにしましょう。冬場は水を与え過ぎないよう注意してください。

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ドラセナ

ドラセナ

ドラセナ類の観葉植物には、ホルムアルデヒド、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン、ベンゼン、アンモニアなどの多くの有害物質を除去する空気清浄作用があります。「幸福の木」ともよばれ、丈夫で育てやすい品種です。

お家を2~3日程度あけてしまって水やりができくても、枯れてしまうことはないでしょう。冬の寒さにやや弱いので、10℃以上保つようにしてください。

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サンスベリア

サンスペリア

サンスベリアには、ホルムアルデヒド、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン、ベンゼンなどの有害物質を除去する空気清浄作用があります。

さらに、CAM光合成を行い夜間に二酸化炭素を吸収してくれますので、非常に空気清浄能力の高い観葉植物です。夜間の空気清浄効果が期待できるので寝室に置くにはぴったりなのですが、日当たりのよい場所を好むので日中は明るくしてください。

夜間に吸収した二酸化炭素で光合成を行います。また、冬の寒さには弱いので注意が必要。最低気温が10℃を下回るような場合には、特別な方法で休眠状態にして越冬させる必要があります。

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特徴や生育条件を確認しましょう

観葉植物の空気清浄能力や生育環境との適合性は、品種によって異なります。ご自身の環境に合わせ、最適な観葉植物を探してみてはいかがでしょうか。

APEGOでは、豊富な種類の観葉植物取り扱っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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2015年12月3日  by apego-press

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