肉厚の葉と縦長に伸びるスラリとした見た目が特徴のサンスベリア。おしゃれな観葉植物として人気を集める種類ですが、元気な株を見分ける選び方のポイントはどこにあるのでしょうか。
今回はサンスベリアの特徴や選び方のポイント、購入後の育て方について解説します。
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目次
- 購入前に確認したいサンスベリアの選び方4つのポイント
- 1．葉の状態はみずみずしく艶があるか
- 2．根元がぐらつかないか
- 3．虫がついていないか
- 4．置き場所にあったサイズ感か
- サンスベリアを元気に保つための育て方のポイント
- 水やりはメリハリをつけて、明るく日当りの良い環境を選ぶ
- APEGOは掲載している現物商品を自宅までお届け
購入前に確認したいサンスベリアの選び方4つのポイント
サンスベリアはメキシコやアフリカ、南アジアを原産地とする観葉植物です。縦長に伸びる剣状の姿が大きな特徴。葉の表面に浮かぶ縞柄の模様が虎の尻尾に見えることから「トラノオ（虎の尾）」という名称でも知られています。肉厚な葉には張りがあり、元気の良い状態ならみずみずしく艶のある姿を見せてくれます。
成長のスピードが早く、竹のように地面の下で横に根を伸ばしながら株を増やす「地下茎」も特徴。長く育てていると、思いがけない場所からひょっこり新芽が生えてくるため、育てるのが楽しい品種です。
さて、サンスベリアを購入するなら、できるだけ状態が良く元気な株を選ぶのがポイントになります。具体的にどんなポイントを確認すればよいか見ていきましょう。
1．葉の状態はみずみずしく艶があるか
1つ目のポイントは葉の状態です。
サンスベリアは生育状態が葉に現れやすく、栄養分が行きわたっていると肉厚で元気な姿を見せてくれます。購入前には葉をよく観察しておくと失敗がありません。具体的には、
- 葉にみずみずしさがあるか
- 艶があるか
- 葉の発色がよいか
といったポイントをチェックします。葉の一部が枯れていたり、しわしわになっている株は避けるようにしてください。実際に葉を触ってみるのも、葉の状態を把握しやすいのでおすすめです。
2．根元がぐらつかないか
2つ目は根元がぐらつかないかを確認しましょう。
サンスベリアは地面から縦方向に真っすぐに伸びる特徴があるため、しっかり根を張っていないと株がぐらついてしまいます。根が張っていないのは、生育状態が良くない兆候でもあります。購入時はやさしく株を触って、しっかり根を張っているか確認してみましょう。
3．虫がついていないか
選び方のポイントでも重要なのが、虫がついていないかです。
サンスベリアは比較的虫がつきにくいとされていますが、害虫の被害がまったくないという訳ではありません。環境によってはハダニやカイガラムシが発生することがあります。害虫は植物にダメージを与え成長を阻害する原因となるため、購入時は虫がついていないかしっかり確認してください。
とくにサンスベリアは葉が重なるようにして成長するため、死角になりそうな部分は細かく確認しておくと安心です。
4．置き場所にあったサイズ感か
最後に、サンスベリアのサイズ感も確認しておきましょう。
事前にどこに置くのかを考えておくと、スペースにあったサイズの株を選ぶことができます。サンスベリアは縦長に成長するため、横幅だけでなく縦に伸びたときの空間を確保しておくのもポイントです。
サンスベリアを元気に保つための育て方のポイント
サンスベリアを選ぶことができたら、元気な状態を保ちつつ成長を見守りたいものです。ここでは、サンスベリアの育て方のポイントをまとめて解説します。
水やりはメリハリをつけて、明るく日当りの良い環境を選ぶ
【水やり】
サンスベリアは乾燥に強いため、水やりはメリハリをつけて与えるのがポイントです。4月～10月の成長期は土の表面が乾いたタイミングでたっぷり水を与えてください。土が加湿になると根腐れを起こす原因となるため、土の状態をしっかり観察しましょう。
気温が低くなる11月～3月のあいだ、サンスベリアは休眠期間に入ります。成長期の終盤から徐々に水やりの頻度を減らしていき、本格的に寒さが厳しくなってきたら完全に水やりをストップします。春になり暖かくなってきたら、水やりの回数を増やしていきましょう。
【日当たり】
サンスベリアは日当たりが良く明るい環境を好みます。室内で育てる場合は窓の近くに置き、明るさを確保してください。暗い場所で長く育てていると、軟弱な株に育ってしまいます。どうしても暗い場所で育てる場合は、週に数回ベランダや庭で日光浴をさせるとよいでしょう。
注意したいのが夏場の直射日光です。夏の日差しは刺激が強く、明るい環境を好むサンスベリアもダメージを受けてしまいます。葉が黒く焼けてしまう原因になるため、レースのカーテンや日よけを活用して光量を調整してください。
【置き場所】
置き場所を選ぶ際は、日当たりのよい明るい環境だけでなく、気温にも気を配りましょう。サンスベリアは温暖な地域を原産地とするため、寒さを苦手としています。気温が一日中10℃を下回る場所は選ばないようにしてください。屋外で育てている場合は、冬場だけ室内に移動させて冬越しさせるとよいでしょう。
APEGOは掲載している現物商品を自宅までお届け
今回はサンスベリアの選び方のポイントについてご紹介しました。サンスベリアを選ぶときは、
- 葉の状態はみずみずしく艶があるか
- 根元がぐらつかないか
- 虫がついていないか
- 置き場所にあったサイズ感か
の4つのポイントを確認してから購入すると、失敗なく元気な株を選ぶことができます。
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