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ゴムの木の葉が落ちるのはなぜでしょうか?原因と対策のポイント

ゴムの木 ポロポロと葉が落ちるのはなぜでしょうか

ゴムの木は丈夫で育てやすい人気の観葉植物です。しかし、育てる場所の環境が合わなかったりすると、ぐったりと元気がなくポロポロと葉が落ちることがあります。そうならないように、予備知識をつけておきましょう。

ゴムの木の
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ポイント1.置き場所を考える

日当たりの良い場所に置いているゴムの木
ゴムの木は、東南アジアやインド、ブラジルなど熱帯から温帯地域に分布しています。高温多湿で直射日光が十分に当たる環境で生育します。環境が合わないと葉が落ちる原因になります。

日の当たる場所を選ぶ

ゴムの木を置く場所は、年間を通して日がよく当たる所を選ぶことが大切です。最低でも半日は直射日光が当たる場所を選びましょう。日陰に置きっぱなしの状態では葉が落ちる原因になります。

ただし、7月~9月は直射日光に当てると、葉っぱが焼けて黒くなったり、茶色に変色してしまいます。日陰または午前中のみ日当たりのよい場所へ移動しましょう。ただし、斑入りの種類は葉焼けしやすいので、明るい日陰に置くなど注意が必要です。

気温に注意する

ゴムの木は寒い場所に置くと葉が落ちる原因に。ゴムの木を越冬させる場合、冬場は温度が5℃を下回らないように管理してください。外気に近い窓辺は氷点下になる場合があるので注意が必要です。

夏は、外に出す場合は徐々に慣らして直射日光に当てるようにしましょう。乾燥を防ぐため、冷暖房の風が直接葉に当たらないようにすることも大切です。

ポイント2.水やりに注意する

ゴムの木に水やりをしている様子
水やりの基本は、「土の表面が乾いたら十分に水を与える」です。真夏など特に気温の高い時期は、こまめにチェックして水やりの頻度を調整しましょう。鉢の周囲への散水も効果的です。

ゴムの木は、10月頃から休眠期に入るので元気がないような印象になり水を多くやりがちです。しかし、冬の時期の不必要な水やりは、根腐れをおこす原因になりますので注意が必要です。

ただし、室内の場合エアコンなどの暖房器具を使用すると土の乾きが早くなるので、ゴムの木の状態に応じて水やりをしましょう。湿度が不足すると葉が落ちる原因になります。水を含ませた布で葉を拭いたり、霧吹きで水を与えてください。

ポイント3.肥料を適切に与える

ゴムの木の葉が落ちるのを防ぐためには、肥料の与え方も重要です。ゴムの木の場合、春~秋にかけて肥料を与えましょう。12月~2月の冬季は、寒さで一時的に成長が停止しますので、この時季の肥料はNGです。休眠期に肥料を与えてしまうと根を痛めてしまいます。

ポイント4.植え替えをする

ゴムの木の植え替え時期と方法について

植え替えは成長の早いゴムの木にとって、葉が落ちるのを防ぐことを含めてとても重要です。植え替えをしないと、鉢が根で一杯に。やがて根詰まりをおこして養分や水分が得られなくなり、葉が徐々に落ちてしまいます。

大きく成長したゴムの木は、取り木をして新しい株をつくりましょう。春頃にはじめるとよいでしょう。取り木で葉をきれいに整えることもできます。小さな鉢の場合、1~2年ごとに植え替えることをおすすめします。

ポイント5.害虫を防ぐ

屋外に置いたアルテシマ

ゴムの木に害虫がつくと葉が落ちるだけでなく、病気にかかる恐れがあります。ハダニやカイガラムシなどが夏から秋に多く発生し、枝や葉から養分を吸ったり、排泄物で菌が繁殖してスス病などの病気を発生させます。

これらの害虫を防ぐためには風通しをよくして、葉を湿った布で拭いたり霧吹きで葉水します。害虫は繁殖力が強いので、早期に発見して駆除することが大切。カイガラムシの幼虫は薬剤で駆除できますが、成虫の場合は古い歯ブラシなどで落としてください。

ゴムの木の葉が落ちない環境をつくってあげましょう

ゴムの木の葉が落ちる原因は、生育環境にあります。ゴムの木の産地は広く、その種類は約800種類。気に入ったゴムの木が見つかったら、育て方を確認して環境を整てあげましょう。

APEGOでは、フィカスアルテシマ、フィカスベンガレンシスというゴムの木をご用意。すべて1点もので写真の商品現物をお届けします。季節ごとの詳しい管理法を記載したカードを同時に送付しますので安心して、ゴムの木をお楽しみいただけます。

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2016年5月1日  by apego-press

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