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観葉植物の基本の育て方3つのポイントとは

観葉植物の基本的な育て方について

観葉植物のある生活を楽しもうと思っていたのに、枯れてしまったり、元気がなくなってしまったりという経験はありませんか?生き物である観葉植物を上手に育てるには、最低限おさえておくべきポイントあります。簡単なことですが、注意するべきことを守ってあげると、観葉植物が生き生きと生長します。ここでは、これだけは守ってほしい、観葉植物の育て方のポイントをご紹介します。

目次

育て方のポイント1.水やり

観葉植物は水やりが大切という解説

観葉植物を育てる上で、最も大切なのが水やり。誤った水のやり方が、観葉植物を枯らしてしまう一番の原因です。え?水は毎日あげればいいのではないの?と思われたあなた!かわいいからと言って毎日与えてはいけません!次のような手順で水やりをしてみてください。

土の表面の確認

観葉植物の土の乾き方について

「土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください」このフレーズってよく聞くと思うんですが、じゃあ実際、乾いたか乾いてないか、どのように判断すればいいの?って思ったことありませんか?

上の画像のようにからからに乾くとAのように白っぽい茶色になります。逆に湿った状態だとBのように黒っぽくなります。土の表面がAのように白っぽくなったら与えましょう。

このように土の表面が乾いてから水をあげるのが、基本的な水やりのタイミングになります。品種にもよりますが、乾燥が苦手なタイプの観葉植物(シダ系やエバーフレッシュなど)は、表面が乾きかけたタイミングで水をあげます。

観葉植物の土の乾き方の確かめ方

土の表面が乾いても、土の中にはまだ水分があるので、焦らないことが大切です。土は空気に触れている部分から水分が蒸発して乾いていきます。表面が乾いていても上図のように少し土をかき分けると下の方の土はまだ湿っていることがよくあります。ですので、水をたくさん消費する夏は表面が乾いたら与えますが、あまり水分を消費しない冬は表面が乾いてから2~3日してからでも十分間に合います。

観葉植物の水の与え方について

毎日ちょろちょろと水を与えるのは、絶対にやめましょう!少量の水だと土全体に水が行き渡らないだけでなく、土の中がいつも湿った状態になり、根腐れの原因になります。観葉植物は土がカラカラに乾いて、水が欲しいよ~ってタイミングでドバっと与えるメリハリのある水やりが大切です。

水はたっぷりと与える

観葉植物に水やりをすることによって得られる効果

水やりをするときは、鉢の底から水が流れ出てくるぐらい、たっぷりと与えます。たくさんの水を一気に与えることで、土の中の古い空気(ガス)を押し出し、水と一緒に新鮮な酸素に入れ替えることができるからです。

土の中に古い空気がずっと溜まっていると土の中の環境が悪くなって、根腐れを引き起こす原因になります。また受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。

葉水を与える

観葉植物の葉水の効果について

観葉植物は湿度が高い環境を好みます。生き生きとした葉を茂らすためには、葉っぱに潤いを与える必要があります。霧吹きを使い、葉っぱや茎にシュッシュと葉水を与えます。葉水をすることによって乾燥した環境を好む病害虫を防ぐ効果もあるので、できれば週に2~3回してあげるとよいです。

>> 【保存版】観葉植物の正しい水やりの方法もチェック!

【保存版】観葉植物の正しい水やりの方法

育て方のポイント2.日当たり

観葉植物の日当たりについて

観葉植物は、太陽光を浴びて光合成をおこない、その養分を基に生長します。そのため日光がないと育つことができません。新芽が出る春~秋の季節はできるだけしっかりと日光に当ててあげましょう。特に新芽が出たときはしっかりと日光に当てます。一般的な観葉植物は日当たりを好みますが、下記の植物は直射日光を嫌いますので、注意が必要です。日光を好む植物は上図のAのように日当たりの良い場所、直射日光を嫌う植物はBのような場所に置いてあげましょう。それぞれの特性に合わせて置き場所を移動するなどの対策をして、観葉植物が必要とする日当たりに応じた育て方をしましょう。

■日光を嫌う観葉植物…カラテア、アグラオネマ、シダ系など

季節ごとの基本的な日光の当て方は次の通りです。

  • 春…3~7月は、積極的に日光に当てて育てます。(日光を苦手とする品種は除く)
  • 夏…8月~9月葉焼けを起こすので、午前中のみ日光が当たる場所が理想。強い直射日光が当たる場所であればカーテンなどで少し遮光をしてあげましょう。
  • 秋…しっかりと日光に当てて、観葉植物の健康状態を整えます。冬への準備期間です。
  • 冬…観葉植物は寒さが苦手なので、無理に日に当てるために戸外に出したりせず、暖かい室内で育ててあげましょう。

育て方のポイント3.肥料

観葉植物を健康に育てるには肥料が必要です。特に生長期の3月から10月までは新芽がたくさん出るので、たくさんの肥料を必要とします。しかし肥料の与えすぎは、根を傷めることもあるので、正しい与え方で肥料分を補ってあげましょう。

肥料の成分

観葉植物の肥料について

観葉植物に与える肥料の基本成分は「窒素(N)」、「リン酸(P)」、「カリウム(K)」の3つです。それぞれにキチンと役割があります。

  • 窒素…葉や茎の成長をサポート
  • リン酸…花や実の部分の成長をサポート
  • カリウム…根や茎の成長をサポート

肥料を与える時期についてですが、観葉植物が成長する3月~6月、9月~11月に与えるのが好ましいでしょう。7月~8月、12月~2月の期間、植物はあまり肥料を欲しないので控えましょう。

APEGOでは上記の固形肥料「㈱花ごころ グリーンそだちEX」と液体肥料「ハイポネクス社 専用液肥 ―観葉植物―」をおすすめしています。

植物の特徴を知ることが大事

育て方のポイントを知っておくと、上手に観葉植物を育てることができます。観葉植物の育て方の基本は、植物の成長時期など、特徴を知ることです。どの時期に成長し、どんな水やりを好むのか。それらの点を頭にいれておくと、観葉植物に水分・日光・肥料を与える時期が自然に身に付きます。

APEGOでは、観葉植物の中でも、育てやすい品種もご紹介、販売しております。癒し効果のある、観葉植物のある暮らしを初めてはいかがですか?

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2024年4月5日  by apego-press

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