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観葉植物を育てる上で葉水が大切な理由

観葉植物を育てる上で葉水が大切な理由

観葉植物の葉っぱに水を与える方法を葉水(はみず)といいます。

植物の育て方としてよく取り上げられていますが、どうして葉水が大切なのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、観葉植物を育てる上で葉水が大切な理由や、実際の方法についてご紹介します。植物を元気に育てる葉水について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

観葉植物の葉水とは?

観葉植物の葉に葉水している
葉水(はみず)とは、観葉植物の葉っぱに水を与える方法をいいます。霧吹きを使って葉っぱに水を吹きかける手法が一般的で、観葉植物の育て方としても頻繁に紹介されています。

観葉植物は土だけでなく、葉っぱからも水分を吸収します。葉水はこの特徴を活かした水の与え方で、植物を元気に保つにはとても効果的な手法です。

観葉植物にとって葉水が大切な3つの理由

では、観葉植物に葉水が大切な理由を具体的に見ていきましょう。ポイントは大きく3つです。

  1. 虫や病気への対策
  2. ホコリを取り除く
  3. 葉の乾燥対策

パキラに葉水を与えた様子

1つ目は、虫や病気への対策に効果があるということ。

観葉植物の病気の原因ともなる虫は、乾燥した環境を好みます。そのため、葉水をして葉の潤いを保つことは、虫や病気への対策として効果的です。また、虫そのものを洗い流すこともできるため、植物を健康な状態に保つことができるでしょう。

2つ目は、ホコリを取り除くことができるということ。

室内で観葉植物を育てていると、葉の表面にホコリが積もってしまいがちです。見た目からも良くありませんが、観葉植物の光合成を妨げるという点からもホコリはしっかり取り除いておく必要があります。定期的に葉水を行えば、ホコリを取り除くことができるため、光合成を妨げる心配もありません。艶のある美しい見た目を楽しむこともできます。

3つ目は、葉の乾燥対策ができるということ。

秋から冬にかけて気温が低くなると、湿度が下がり葉が乾燥しやすくなります。乾燥は植物にダメージを与えやすく、葉が枯れてしまう原因になることも…。葉水はこうした乾燥対策にはうってつけで、エアコンや空調による乾燥にも効果を発揮してくれるでしょう。

葉水の方法や頻度は?

観葉植物と霧吹き
では、実際に観葉植物に葉水をする方法について詳しく見ていきましょう。頻度や水の量はどのくらいが適切なのでしょうか?

葉水は毎日でもOK。葉を潤す程度に軽く吹きかける

葉水は、霧吹きを使って行います。室内でも手軽に葉水を与えることができ、持ち運びにも便利なため複数の植物を手入れする場面でもぴったりです。霧吹きはできるだけ細かな霧が出るものを選んでみましょう。

葉水は毎日行ってもかまいません。その際に意識しておきたいのが、水の量と時間帯です。

水の量は葉を潤す程度に軽く吹きかけていきます。毎回大量の水を与える必要はありません。ホコリが目立つ際や、害虫の発生が確認できたときは重点的に与えるようにしてあげましょう。また、葉の表面だけでなく裏側も定期的に葉水してあげるのがおすすめです。とくに害虫対策の際はしっかりと裏面まで葉水してあげます。

葉水をする時間帯は、季節によって調整します。例えば、夏場の暑い季節は日中に与えてしまうと水分がお湯のようになってしまい、葉っぱが傷んでしまいます。夏場は、朝方や夕方の涼しい時間帯を選んであげましょう。反対に、冬場の寒い季節は朝夕の葉水がダメージの原因となってしまいます。水が凍ってしまう可能性もあるため、日中の暖かい時間帯を選ぶようにしましょう。

毎日の観葉植物のケアには葉水がぴったり

今回は、観葉植物を育てる際に葉水が大切な理由と、具体的な方法についてご紹介しました。

葉水は観葉植物の毎日のケアにはうってつけの方法です。虫や病気の対策としてはもちろん、冬場の乾燥対策にも効果を発揮。葉に潤いを与え植物を健康に保つことで、一年中元気に育てることができるでしょう。

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2020年8月19日  by apego

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