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ウンベラータ挿し木の方法

葉脈が美しくハートの葉が特徴のウンベラータは、挿し木で簡単に増やすことができる植物ですので、初心者の方にもおすすめ。既に育てている方も、今から育ててみたいという方にも役立つ、挿し木の方法やコツなどについて、まとめて紹介していきます。

ウンベラータの育て方特集

ウンベラータの挿し木で失敗させない5つのコツ

基本的にウンベラータは「挿し木」「取り木」によって増やせます。取り木は手間がかかるので、挿し木で増やすのが一般的です。今回は比較的簡単に増やすことができる、初心者の方にもおすすめの挿し木で、より失敗を少なくするコツなどのお話をしたいと思います。

失敗させないコツその1.挿し木の最適期の見極め

ウンベラータが成長しにくい冬は避けて、成長期に向けて5月~8月頃まで(寒い地域は6~7月頃)の、気温がある程度高い時期に挿し木するのがベストです。

それともう一つ、挿し木で失敗しないコツは、なんといってもウンベラータが元気な状態であることが大切です。新芽が次々とよく出ている状態なら、活力ある元気な証拠なので、挿し木の最適期といえるでしょう。

失敗させないコツその2.繊維を潰さないように枝をカット

よく切れるカッターやはさみで、先端の頂芽や幹をだいたい3節分くらい、繊維を潰さないようにカットします(繊維が潰れるとそこから腐ってしまう可能性があるので注意)。上の葉の数枚を残して、下にある葉は切り落とします。そうすることで、葉からの水分の蒸散を最小限に抑えることができます。

失敗させないコツその3.挿し穂を発根させる

挿し穂とは、挿し木にするために適当な大きさに切った枝のこと。切り口を綺麗に洗って、挿し穂の先が数センチ浸かる程度、水を入れた容器を用意して、その中に挿し穂を浸けて発根するのを待ちます。挿し穂の発根状態が観察できるように、容器は透明なものを用意するといいでしょう(ペットボトルを半分に切った容器でもOK)。

直射日光は避けて、室内の明るい場所に置いてください。

挿し穂は腐りやすいので、できれば1日1回はお水を入れ替えて、清潔を保つようにしましょう。

失敗させないコツその4.発根すれば鉢上げ

新しい芽が出て全体的に伸びはじめ、根が張ってきたら、鉢上げしてみましょう。挿し穂が腐ったり痛んだりしないように、土は清潔で、肥料分の無い新品のものを用意します。挿し木用の土がありますので、こちらが手軽でおすすめです。

鉢に土を入れたら、割り箸や鋼管棒などであらかじめ穴をあけておくと、挿し穂をスムーズに挿すことができます。

失敗させないコツその5.たっぷりの水分を

水中で発根させた根なので、土の環境に慣れるまで水をたっぷり与えるようにしてください。徐々に水を与える間隔を空けて、3日に1度のペースで水遣りをして、風が当たらない室内の日陰で管理します。

水のやり過ぎと、土の乾燥し過ぎに注意して、ウンベラータの様子をじっくり観察しながら、経過を見守りましょう。

ウンベラータを上手に増やしてグリーンのある暮らしを満喫

お気に入りのウンベラータを、上手に増やすことができたら楽しいですよね。小さ目の鉢で育てて、ミニ観葉植物として棚やテーブルに飾るのも素敵ですよ。挿し木で増やしたウンベラータを贈り物にしても喜ばれることと思います。挿し木で増やす方法は、初心者の方でも簡単にできておすすめですので、ぜひ一度挑戦してみてください。

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2015年1月3日  by apego-press

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