ゴムの木の一種、アルテシマという植物をご存知でしょうか。数ある観葉植物の中でもインテリア性が高く、丈夫なアルテシマの特徴やお部屋での飾り方をご紹介します。
アルテシマの基本情報
葉が大きく存在感抜群のアルテシマの基本情報をまとめました。アルテシマの特徴や育てやすさを知り、その魅力を再発見しましょう！
名前の由来
アルテシマの学名は「フィカスアルティシーマ」といい、園芸店などでは「アルテシマ」や「アルテシーマ」などと呼ばれ親しまれています。アルテシマ（altissima）はラテン語で「最も背が高い」という意味を持つのだとか。
アルテシマの種類であるゴムの木の花言葉は「永遠の幸せ」であることから、大切な人の結婚祝いや新築祝いにも喜ばれる植物です。
科・属名
アルテシマの属名はクワ科のフィカス属。ゴムの木を含むフィカス属は種類が豊富で、800種以上存在するといわれています。そのうちのひとつであるアルテシマは日当たりを好む常緑高木で、成長すると高さはなんと20ｍ以上にもなります。
原産国
アルテシマの原産国はインドやタイ、ミャンマーといった暖かい東南アジアが主となっています。
特徴・育てやすさ
アルテシマの葉色はつやのある淡いグリーンで、鮮やかな黄緑色のまだらとのコントラストが印象的です。幹と葉の色合いのバランスもよく、置くだけでお部屋が引き締まった印象になるのが皆に愛される理由のひとつです。
生命力が強く耐陰性があるので室内の日陰でも管理しやすく、初心者の方にもおすすめの観葉植物といえるでしょう。
アルテシマの魅力が引き立つ飾り方は？
見ているだけで元気をもらえそうなアルテシマ。その魅力を最大限に引き出す飾り方をご紹介します。
大鉢サイズは空いたスペースを活用
アルテシマはもともと存在感のある植物なので、大きめサイズであれば空いたスペースを上手に活用しましょう。ソファーの脇やテレビの隣、玄関などに設置すればお部屋のアクセントになり、一気に垢ぬけた印象になります。
広いリビングやオフィスでは対になるように
設置スペースが取れる場合は、アルテシマを対になるように置いてみるのもよいでしょう。左右対称は安定感が出るので、広いリビングや天井の高いオフィスなどにおすすめの飾り方です。
背の低いアルテシマでも、ローボードの上などに左右対称に飾ればぐっとおしゃれに。ポイントは、二つのアルテシマの高さやシルエット、スタイリングを同じように揃えることです。
中鉢サイズは数種類をまとめてディスプレイ
高さが1メートルくらいまでのアルテシマは他の観葉植物とミックスし、何種類か一か所に固めて飾るのもおすすめ。中鉢サイズをひとつだけ飾ると寂しくなりがちですが、他の種類の植物と固めてディスプレイすることでインパクトのある空間を作ることができます。
小鉢サイズは棚の上に並べて
小ぶりサイズのアルテシマは、棚の上や出窓に並べて飾るだけでお部屋に明るさと温かみが加わります。お気に入りの椅子を台に見立ててディスプレイするのもおすすめです。
寒さにも比較的強いので、小さなアルテシマをキッチンの窓辺に置けば、質素になりがちな水まわりが明るくフレッシュに生まれ変わります！
お部屋のインテリアにぴったりなアルテシマ
アルテシマは悪い気を浄化するパワーを持つともいわれているので、ぜひお部屋に取り入れてみてください。生命力の強いアルテシマは、お部屋をいきいきと活気ある雰囲気に変えてくれるでしょう。
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