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初心者でもわかる観葉植物の挿し木の基礎

初心者でもわかる観葉植物の挿し木の基礎

観葉植物を挿し木で殖やせるって知ってますか?知ってはいても手順までは分からないと言われる方は多いはず。挿し木ができれば新しい株を殖やせるメリットがあります。初心者でもできる挿し木をご紹介します。

観葉植物を殖やそう!挿し木の種類について

挿し木の手順をご紹介しますので、みなさんも観葉植物のコピーを作ってみましょう。まず基本的に挿し木ってどんなものでしょうか?挿し木といっても種類はいくつかあります。ここで3つの種類をご紹介します。

種類1.芽挿し(めざし)

いちばん一般的な挿し木です。葉が付いている茎をカットして殖やします。
【おすすめ観葉植物】ゴムの木、パキラなど

種類2.茎挿し(くきざし)

葉っぱが付いていない状態で、茎だけをカットして土に挿す方法。
【おすすめ観葉植物】ドラセナ、モンステラなど

種類3.葉挿し(はざし)

文字通り葉っぱ一枚で殖やす方法。
【おすすめ観葉植物】サンスベリア、またペペロミアなどの多肉植物

このように挿し木の種類によって、観葉植物で使われる部分が異なります。また挿し木の種類によってオススメできる観葉植物も異なります。

みなさんの観葉植物に合った挿し木の種類を試してください。次にそれぞれの種類の手順や方法を説明します。

挿し木に使う道具

  • 土…バーミキュラト、鹿沼土(通気性と排水性が高いもの)
  • はさみ
  • じょうろ、霧吹き
  • 鉢(初めは小さ目でOK)

挿し木の種類 芽挿し手順

  1. 初めに、葉が3~4枚程度付いている茎をカット(葉が付いている枝下から2~4節目の茎をカット)
  2. カットした部分は30分ほど水に浸けます(茎は斜めにカットすると水を吸いやすくなります)
  3. 土を準備してそのまま挿します
  4. 水をたっぷり与え、直接日が当たらない明るい場所に置きます
  5. 葉水を時々与えておくと、3~5週間で発根します
  6. 大きくなってきたら少し大きめの鉢に5を移植してさらに成長させます(徐々に日に当てる時間を増やしてあげるとよいでしょう)

挿し木の種類 茎挿し手順

  1. 初めに、茎を5~10センチの長さでカットする(節のすぐ下でカットすると発根しやすくなります)
  2. 土を準備してそのまま挿します
  3. 水をたっぷり与え、直接日が当たらない明るい場所に置きます
  4. 霧吹きで水分を時々与えておくと、3~5週間で発根します
  5. 大きくなってきたら少し大きめの鉢に4を移植してさらに成長させます(徐々に日に当てる時間を増やしてあげるとよいしょう)

挿し木の種類 葉挿し手順

  1. 初めに、葉っぱを一枚ずつ取ります
  2. 土を準備してその上に並べ、直接日が当たらない明るい場所に置きます
  3. 数週間経つと葉から根が出てきますので、この時から水を与えましょう(出ている根は土に埋めてあげます)
  4. 大きくなってきたら少し大きめの鉢に3を移植してさらに成長させます(徐々に日に当てる時間を増やしてあげるとよいでしょう)

さらに上手にするコツがあります。初めにカットした茎や葉のカット面に発根促進剤を浸しておくと、根が増えやすくなりますのでお試しください。発根促進剤はホームセンターで売っています。

観葉植物の挿し木をさっそく試してみましょう

挿し木の手順や方法についてご紹介しました。APEGOでは、さまざまな観葉植物を取り揃えています。

季節ごとの管理方法を記載したカードもお付けしていますので、初めての方でも安心してお買い求めいただけます。家に観葉植物があればさっそく挿し木にチャレンジしてみてください。

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2015年12月18日  by apego-press

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