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ベンジャミン・バロックをもっと大きく育てるには?

ベンジャミン・バロックをもっと大きく育てるには?

「ベンジャミンバロックをもっと大きく育ててみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

丈夫で成長速度の早いベンジャミンバロックは、適切な生育環境を用意した上で、肥料や植え替えを行うことでさらに大きく成長してくれます。

今回は、ベンジャミンバロックをより大きく育てるために、基本的な生育環境の整え方や、肥料や植え替えのポイントについてご紹介します。

ベンジャミンバロックを大きくしたいならまずは生育環境を整える

ベンジャミンバロック
くるくるとカールした葉っぱがとてもキュートなベンジャミンバロックですが、観葉植物の中でも丈夫な種類として知られており、成長スピードが早いことで知られています。

この特徴を活かして、「もっと大きく育てたい」と考える愛好家も多いですが、まずは基本となる生育環境を整えてあげることから始めましょう。どんなに丈夫で成長が早い植物でも、適切な環境で育ててあげなければ成長は鈍ってしまいます。

ポイントとなるのは、次の3つのです。

【水やり】

ベンジャミンバロックの水やりは、与えすぎに注意しましょう。大きく育てようとついつい水を多めに与えたくなってしまいますが、これは根腐れを起こし成長を鈍らせてしまう原因となります。

水やりは土の表面がカラカラに乾いた状態を目安に与えてあげましょう。手でつまんで土がパラパラと落ちる程度です。

冬場は株の成長がだんだんと遅くなるため、水やりの頻度も減らしていきます。10℃以下が続くような季節であれば、土の表面がカラカラに乾いてから2~3日後を目安にしてあげましょう。

成長を助けるためには、メリハリのある水やりが大切です。

【日当たり】

ベンジャミンバロックは明るく日当たりの良い環境を好みます。暗い場所に長く置いておくと葉が落ちる・色付きが悪くなるといったトラブルが発生しがちです。大きく育てるためにも、明るい環境で日光浴をさせることを心がけましょう。

一点注意したいのが、直射日光です。日当たりの良い環境を好むベンジャミンバロックですが、直射日光に長時間を当たると葉焼けを起こしてしまいます。とくに夏場の強い日差しはダメージが大きいため、直射日光を避けるようにしましょう。

対策としてはレースのカーテン越しに日光浴をさせる他、午前中のみ日光浴をさせるなど日差しの強さを調節してあげると良いでしょう。

【置き場所(風通し)】

置き場所はベンジャミンバロックを育てる上で、とても大切なポイントです。日当たりの良い環境を好むという点はすでにご紹介しましたが、ベンジャミンバロックは風通しの良い環境を好みます。屋内外を問わず、置き場所を選ぶ際は風が通りやすい環境を選ぶようにしましょう。

風通しが悪く、湿った環境では成長が遅くなるだけでなく、害虫が発生する原因にもなります。ちなみに、葉がカールしているベンジャミンバロックは気付かない内に害虫が発生してしまうことが少なくありません。定期的に葉の両面をチェックして、葉水をしておくと予防に効果的です。

より大きく育てるなら肥料と植え替えを上手に活用しよう

さて、適切な生育環境が整った上で、ベンジャミンバロックをより大きく成長させるには、「肥料」と「鉢の植え替え」の2つの方法が効果的です。

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

肥料を与える際は使いすぎに注意しよう

肥料
植物は人間と同じように栄養不足になると成長が鈍ってしまいます。そこで、肥料を適切に使い栄養補給をすることで、良好な成長状態を保つことができます。この状態が保てれば、ベンジャミンバロックをより大きく育てることに繋がります。

APEGOでは、最寄りのホームセンターでも入手できる下記の肥料をおすすめしています。

【ハイポネックス社】

  • 『専用肥料-観葉植物-』(液体)
  • 『プロミック観葉植物用』(固形)

【住友化学園芸社】

  • 『エードポトリン4号観葉植物用』(液体)
  • 『エードボールCa』(固形)

肥料には液体と固形がありますが、一般的に液体は「即効性があるが効き目は短い」、固形は「効果が出るまで時間はかかるが効き目が長い」といった特徴があります。どちらを使うか迷うところですが、例えば、普段は固形肥料を使いつつ、5月~7月の成長期には液体も併用するといった使い方がおすすめです。

ただ、注意したいのが肥料の与えすぎによる肥料焼け。肥料を使う場合は、きちんと製品の使用方法や注意書きをよく読み、適切な用法・用量を守るようにしましょう。

成長に合わせて大き目の鉢に植え替える

植木鉢
植物のサイズは、鉢の大きさに比例します。どんなに成長速度が早い植物でも、鉢のサイズ以上に成長することはできません。つまり、適切なタイミングで大き目の鉢に植え替えれば、成長を促すことができるということ。

ベンジャミンバロックの成長を観察し、株の大きさに対して鉢が小さいと感じたら一つ大きい型の鉢に植え替えをしてあげましょう。目安としては3年~4年に一回程度となります。

植え替えを行う際のポイントはニつです。一つは、急に大きすぎる鉢に植え替えないこと。急に大きすぎる鉢に植え替えると、根がしっかり張ることができず、細長く軟弱な株に成長してしまいます。ここは焦らず、鉢は一つずつ順番にサイズアップしていくのがおすすめです。

また、植え替えを行うのは成長期となる5~7月を目安にしましょう。ベンジャミンバロックは環境の変化に敏感なため、植え替えはとてもストレスを感じてしまいます。このストレスによるダメージを最小限に抑えるために、成長期にあたる5~7月を選んで植え替えを行いましょう。

適切な生育環境を整えベンジャミンバロックを大きく育てよう

ベンジャミンバロックを大きく育てるには、まず適切な生育環境を整えることが大切です。

水やり・日当たり・置き場所の3つのポイントをしっかり見直し、植物にとって居心地の良い環境を整えてあげましょう。その上で、肥料や植え替えを組み合わせていけば、ベンジャミンバロックをより大きく成長させることができます。

APEGOは、ベンジャミンバロックをはじめ多彩な観葉植物を取り扱うネットショップです。商品はすべて掲載写真のみの一点ものとなるため、気に入った商品をすぐにお手元までお届けいたします。

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2021年11月28日  by apego

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