観葉植物の中には、綺麗な花を咲かせる種類が少なくありません。緑色のみずみずしい葉と美しい花の組み合わせは、空間を華やかに彩ってくれることでしょう。
今回は、観葉植物の中でも、花が咲く種類についてご紹介します。
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目次
- 花が咲く観葉植物の種類5選
- 1．ストレチア・ニコライ（オーガスタ）
- 2．ストレチア・レギネ（ゴクラクチョウカ）
- 3．サボテン
- 4．オリーブ
- 5．オリヅルラン
- なかなか花が咲かないときは生育環境を見直してみる
- 開花時期や育て方のポイントなどお気軽にお問い合わせください
花が咲く観葉植物の種類5選
観葉植物といえば、緑色の艶やかな葉っぱや個性的な樹形を連想しがちですが、綺麗な花を咲かせる種類も多く存在します。
さっそく、花が咲く観葉植物の種類を見ていきましょう。
1．ストレチア・ニコライ（オーガスタ）
ストレチア・ニコライはゴクラクチョウカ属に属する観葉植物です。南アフリカを原産地としており「オーガスタ」という呼び名でよく知られています。
ゴクラクチョウカ属の中でも比較的サイズが大きく、大柄な葉とスラリと伸びる樹形は、インテリアアイテムとしても存在感抜群。5月～10月が開花時期となっており、白く美しい花を咲かせます。
気品ある美しい姿はロシアの皇帝ニコライ一世も愛したとされており、名前の由来となっています。また、遠目に見ると鳥のような姿に見えることから「天国の白い鳥 」という別称でも有名です。
【花言葉】
- 輝かしい未来
- 暖かい心
2．ストレチア・レギネ（ゴクラクチョウカ）
ストレチア・レギネは「ゴクラクチョウカ（極楽鳥花）」という別称で知られる観葉植物です。
鮮やかなオレンジ色の花を咲かせることで知られており、その美しい姿が極楽鳥に似ていることが由来となっています。
一般的にストレチア（ストレリチアとも呼称）という種類を意味するのはこのストレチア・レギネのこと。ニコライとよく似ていますが、花の色や、ニコライに比べややサイズが小ぶりな点などが違いといえます。
【花言葉】
- 気取った恋
- 恋の伊達者
- 輝かしい未来
- 寛容
3．サボテン
多肉植物の一種でもあるサボテンも、花を咲かせる観葉植物です。
種類ごとにさまざまな色の花を咲かせ、赤やピンク、白色などバラエティーに富んだ姿を披露してくれます。サボテンと言えば表面を覆うトゲが印象的ですが、花は小ぶりでとても可愛らしく、可憐なイメージをいだかせてくれます。
サボテンは丈夫な観葉植物として知られており、ぽってりとした株には水分をたっぷりと蓄える性質を持っています。これは砂漠や乾燥地帯の過酷な環境に適応するために身に付けたもの。
そのため、手入れの手間がかからず、初心者でも育てやすい観葉植物として人気です。
【花言葉】
- 枯れない愛
- 燃える心
- 温かい心
- 偉大
4．オリーブ
オリーブは地中海地方、中近東、北アフリカなどを原産とする観葉植物です。
細長くサイズの小さい葉は銀灰色をしており、繊細で穏やかな印象を与えてくれます。5~6月に開花する花は白や白黄色が特徴。とても小ぶりで1つの花房に10～30輪の花を咲かせます。
オリーブは平和の象徴とし知られていますが、これは「旧約聖書」のノアの箱舟のエピソードに由来します。そのため、オリーブには「平和」と「知恵」という花言葉が名付けられました。
オリーブの花言葉に関する詳しい情報は下記の記事でご紹介しています。ぜひこの機会に、オリーブの花だけでなく、そこにまつわるエピソードにも思いをはせてみてください。
【花言葉】
- 平和
- 知恵
5．オリヅルラン
オリヅルランは、南アフリカ東部や西アフリカを原産とするユリ科の植物です。
親株から出た茎が地表面を這うように長く伸び、子株となるランナー（＝走出枝：そうしゅつし）の部分が、折り鶴のように見えることから名付けられました。また、春～秋にかけてランナーの先に小さな白い花を咲かせます。
葉は鋭く伸び、縦長の白い斑模様が入る種類が一般的。成長が早く、丈夫で育てやすいことから初心者にもおすすめの観葉植物です。
【花言葉】
- 集う幸福
- 子孫繁栄
- 祝賀
なかなか花が咲かないときは生育環境を見直してみる
さて、観葉植物を購入した方から寄せられる悩みに多いのが「なかなか花が咲かない」というものです。花が咲く種類を選んで購入したにも関わらず、いつまでたっても花が咲かないという声はよく聞かれます。
原因としては、次のようなポイントが挙げられます。
- 生育環境が適していない
- 日光不足
- まだ苗が幼い
花が咲かない原因としてもっとも多いのが、生育環境が適していないケースです。水やりの頻度や置き場所、風通しなど、適切な環境で生育しないと、綺麗な花を咲かせてくれません。
中でも日光不足は、観葉植物がとくに元気をなくす原因となるため、注意しておきましょう。
また、購入した苗がまだ幼い場合も、花が咲かない原因として考えられます。花はある程度成長した状態になってはじめて開花するようになります。しかし、店頭で販売されている植物は、持ち運びや育てやすいサイズが優先され、まだ成長しきっていない幼い苗が少なくありません。
この場合は、きちんとした生育環境で順調に育てば花が咲きますので、焦らずじっくり育ててあげましょう。
開花時期や育て方のポイントなどお気軽にお問い合わせください
観葉植物と聞くと、緑色の葉や個性ある樹形に注目してしまいますが、実は花を咲かせる種類もたくさん存在しています。
APEGOでは、花を咲かせる種類の観葉植物も取り扱っています。また、植物の生育に関するご質問にもお答えしていますので、開花時期や育て方のポイントなどお気軽にお問い合わせください。
