スラリとした縦長の枝に、大ぶりの葉が特徴的なストレチア＆オーガスタ。南国のエキゾチックな雰囲気から観葉植物として人気が高く、オーガスタ（ニコライ）やレギネなど種類によって違った表情を見せてくれるのも魅力です。
今回は、ストレチア＆オーガスタの特徴と育て方についてご紹介します。育て方の中でもとくに押さえておきたい3つのポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
- ストレチアとは？
- ストレチアとオーガスタの違いは？
- ストレチア＆オーガスタの育て方、3つのポイント
- 1．水やり
- 2．日当たり・置き場所
- 3．温度
- ご自宅からプレゼントまで豊富な観葉植物を選べるAPEGO
ストレチアとは？
ストレチアは南アフリカを原産地とする観葉植物です。スラリと伸びた縦長の枝に、大ぶりの葉っぱを付けるのが特徴。南国のエキゾチックな雰囲気は数ある観葉植物の中でも個性的で、自宅のインテリアとしてだけでなく、店舗やオフィスのシンボルツリーとしても人気を集めています。
丈夫で育てやすいことから、初心者にはもちろんプレゼントにもおすすめの観葉植物です。
ストレチアとオーガスタの違いは？
ストレチアにはいくつか種類があり、それぞれ「ストレチア・○○」といった名前が付けられています。
中でもとくに代表的な品種が「ストレチア・レギネ」と「ストレチア・ニコライ」。実はオーガスタとは後者のストレチア・ニコライの別称で、オーガスタという呼び方が広く定着しているためこの名前で流通されています。またストレチア・レギネには「極楽鳥花（ゴクラクチョウカ）」という別称が付いており、この呼び方でピンと来た方も多いのではないでしょうか。
2つの品種は見た目がよく似ていますが、細かな部分で特徴に違いがあります。下記に特徴をまとめていますので、品種を選ぶ際の参考にしてください。
【ストレチア・レギネ】
極楽鳥花（ゴクラクチョウカ）とも呼ばれるレギネは、長い枝の先に小さめの葉を付けるのが特徴。植物が成長しても横に広がることなく、縦方向にぐんぐんと伸びていく性質を持っています。
また、最大の特徴が濃いオレンジ色の鮮やかな花を咲かせること。その美しい姿がまるで極楽鳥に見えることが、ゴクラクチョウカという別名の由来ともなっています。
【ストレチア・ニコライ（=オーガスタ）】
オーガスタとして知られるニコライは、レギネに比べ樹高や葉のサイズが大きく育つ性質を持っています。葉もひと回りほど大きいため、成長するとやや枝が曲がり横方向に広がるように育ちます。レギネよりもボリューム感が出るのがポイントでしょう。
また、白い花を咲かせる点も、レギネとニコライの違いです。
ストレチア＆オーガスタの育て方、3つのポイント
ストレチア（レギネ）とオーガスタ（ニコライ）は見た目に細かな違いはあるものの、育て方のポイントはどちらも同じです。
ここでは、ストレチア＆オーガスタを元気に育てるために押さえておきたい3つのポイントについて解説します（※ここでは2つの品種を統一して「ストレチア」として呼称して解説します）。
1．水やり
1つ目のポイントは水やりです。
ストレチアは乾燥に強い性質を持っています。そのため水やりは土の表面が乾燥したタイミングを目安にたっぷりと与えてあげましょう。とくに4～10月は土が乾きやすいため、細目に観察して水を与えてください。
気温が下がり寒くなってきたら、徐々に水やりの頻度を少なくしていきます。とくに冬場に水を与え過ぎると根腐れを起こす原因ともなるため、土の表面が乾いてから2～3日を目安にするとよいでしょう。
2．日当たり・置き場所
2つ目のポイントは日当たりと置き場所。
ストレチアは日当たりのよい環境を好みます。直射日光でなくても大丈夫ですが、あまり日が当たらない環境で育てると成長が鈍く、花が咲かないケースも少なくありません。そこで、置き場所を選ぶ場合はなるべく明るい場所を選んであげるようにしましょう。室内なら、窓の近くなどがおすすめです。
また、風通しのよい場所を選ぶのも置き場所選びのポイントになります。元気に成長させるだけなく、害虫を予防する効果もあることから風が通りやすい環境を選んであげましょう。
3．温度
3つ目が温度です。
ストレチアは温暖な気候を好み、15～30℃程度を保つと元気に成長します。高温にも強いですが、40℃前後まで温度が上がると植物にダメージを与えるため、気温の上昇が予想される日は日差し対策や置き場所を移動させるなどして対処しましょう。
また、比較的寒さにも強いとされるストレチアですが、やはり冬場の厳しい寒さでは植物が弱ってしまいます。目安としては一日を通して5℃を下回るようなら、室内に移動させてあげましょう。
ご自宅からプレゼントまで豊富な観葉植物を選べるAPEGO
今回は南国らしいエキゾチックな魅力に溢れた、ストレチア＆オーガスタの育て方について解説しました。ストレチア＆オーガスタは丈夫で初心者でも育てやすい観葉植物です。元気に育てるため基本となる1）水やり、2）日当たり・置き場所、3）温度、の3つのポイントを押さえておけば、安心して植物の魅力を楽しむことができるでしょう。
APEGOでは、ストレチア＆オーガスタ以外にも豊富な種類の観葉植物を取り揃えています。毎週月曜・木曜日の週2回、新商品を入荷していますのでぜひお気に入りの観葉植物を探してみてください。
