大きな葉に切れ込みの入った個性的な姿が人気のモンステラ。エキゾチックな雰囲気がありインテリアグリーンとして人気ですが、いざ購入するとなると「どの株を選べばいいの…？」と選び方に悩む人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、モンステラの選び方のポイントについて解説します。元気な株を選ぶための参考材料として活用してください。
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目次
- モンステラの選び方はこれ！押さえておきたい3つのポイント
- 1．葉の状態は良いか
- 2．樹形のバランスが良いか
- 3．害虫が発生していないか
- モンステラの育て方は？元気に育てるポイントはこれ
- 日当たり加減や葉の乾燥状態に気を配る
- APEGOは一点ものを販売する観葉植物の専門店
モンステラの選び方はこれ！押さえておきたい3つのポイント
モンステラは熱帯アメリカを原産とするサトイモ科の観葉植物です。大きな葉に切れ込みの入った姿は実に個性的。異国情緒ある雰囲気がインテリア映えするため、自宅はもちろんホテルやお店のインテリアグリーンとしても大人気です。
ジャングルのような熱帯多雨林で成長するため独自の進化を遂げており、生態もとてもユニークです。例えば、大きく切れ込みの入った葉は緑が生い茂る環境で少しでも日光を浴びて光合成を促すためのもの。切れ込みの深さも成長の状態で変化し、新しい葉の状態では丸い穴が空いています。この穴が徐々に広がり最終的にはお馴染みの深い切れ込みが入った姿に成長します。
また高温多湿の環境では余分な水分が溜まりやすいため、水孔と呼ばれる場所から夜間に水を排出（蒸散）します。モンステラを育てていると「葉に水滴が付いている」「葉の先から水が滴る」といった声が寄せられますが、これは余分な水分を排出して元気に成長するために身に付けた植物の術（すべ）です。
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さて、見た目だけなく生態にも特徴があるモンステラですが、実際に購入する際の選び方にはどんなポイントがあるのでしょうか。
1．葉の状態は良いか
モンステラを選ぶ際は、まず葉の状態をよく観察しましょう。
観葉植物の状態は葉の色合いやツヤ、枯れの有無などによく現れます。葉がとくに大きいモンステラは株の状態が葉に現れやすいため、葉を観察することで元気な株かどうか見分けることができます。具体的には、
- 葉がツヤツヤとしている
- 葉色が深い緑やみずみずしい緑色をしている
- シミや枯れ、汚れがない
といった株を選ぶようにしてください。とくに葉が黄色や黒に変色しているのは、ストレスを受けて株の状態が悪くなっているサインです。
2．樹形のバランスが良いか
次に確認したいのが樹形のバランスです。
モンステラは成長のスピードが早く、葉が大きくなると頭の部分が重くなりバランスが悪くなってしまいます。幹が曲がり葉が下に垂れ下がるような状態です。鉢が大きいなら問題ありませんが、小さな鉢に植えていると倒れやすくなるため早めに植え替えが必要です。
そこでモンステラを選ぶときは「鉢と樹形のバランスが良い」もしくは「鉢がやや大き目」の株を選んでみましょう。転倒のリスクを軽減し植え替えまでの期間を確保できます。
また「鉢が小さく株が大きい」アンバランスな樹形をしていると、根詰まりを起こしている可能性があり、元気な成長が望めません。この場合も早めの植え替えが必要となるため、購入前には樹形のバランスを確認しておきましょう。
3．害虫が発生していないか
最後に、害虫が発生していないかもモンステラを選ぶ際に確認しておきたいポイントです。
モンステラは葉が大きいため、害虫が付く面積も大きいと言えます。とくにハダニやカイガラムシは発生しやすく、株の成長を阻害し病気の発生にもつながりかねません。元気な株を選びたいなら、害虫が発生していないかを注意深く観察しておきましょう。葉の表面だけでなく、裏側までチェックするのがポイントです。
ハダニが発生すると葉の表面に白い斑点のような跡が残ります。またカイガラムシは幹に白や茶色の点や綿状のカビが付きます。こうした症状が見られる株は購入を控えるようにしましょう。
モンステラの育て方は？元気に育てるポイントはこれ
せっかく状態の良いモンステラを選んだら、元気な状態を維持しながら成長してもらいたいですよね。ここでは、水やりや日当たりといったモンステラの育て方について解説します。
日当たり加減や葉の乾燥状態に気を配る
【水やり】
モンステラの水やりは土の表面が乾燥したタイミングでたっぷり与えます。土の表面を指でつまんで、ポロポロと崩れ落ちる程度が目安です。気温が低下する冬場は水やりの頻度を少なくします。土の表面が乾燥してから2～3日程度間隔を空けて大丈夫です。
注意したいのが水のやり過ぎ。土が乾燥する前に頻繁に水を与えると、根腐れの原因となります。メリハリを付けた水やりが元気に成長させるポイントです。
【日当たり】
モンステラはある程度耐陰性がある種類ですが、やはり日当たりの良い環境の方が元気に成長します。長期間暗い環境で育てていると軟弱な株に育ってしまうため注意してください。屋外や窓際の日当たりの良い環境を選んであげましょう。スペースがなく暗い場所を置き場所に選ぶなら、定期的に日光浴をさせると元気に育ちます。
気を付けたいのが強い直射日光です。とくに夏場の直射日光は葉焼けの原因になるため避けるようにしてください。またビルやアスファルトの照り返しも葉焼けを起こすことがあるため、置き場所には気を配ってあげましょう。
【置き場所】
熱帯地域に自生するモンステラは暖かい環境を好みます。置き場所はできるだけ暖かい場所を選び、冬場の寒さが厳しい季節は屋内に移動させて育てます。また室内で育てる場合は、空調の位置を確認しましょう。エアコンの風が直接当たると葉が乾燥してしまい、株を弱らせる原因になります。置き場所は風が当たらない場所を選ぶか、空調の角度を調節するなど工夫してあげてください。
APEGOは一点ものを販売する観葉植物の専門店
今回は購入前に確認したいモンステラの選び方のポイントをご紹介しました。
モンステラを選ぶときのポイントは、
- 葉の状態は良いか
- 樹形のバランスが良いか
- 害虫が発生していないか
の3つのポイントを確認します。とくに葉には株の状態がよく現れるため、注意深く確認しておくのがおすすめです。
観葉植物の専門店「APEGO」ではすべての商品を写真現物の一点もので販売しています。購入する商品はすべてサイトに掲載している写真と同じものなので、株の状態や仕立て具合をしっかり確認した上でお求めいただけます。
