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サンスベリアの育て方~4つの簡単なポイント~

サンスベリアの育て方について

初心者でも育て方が簡単と言われるサンスベリア。マイナスイオンを放出する観葉植物として話題になったこともあり人気があります。初心者でも簡単に実践できるサンスベリアの育て方を、4つのポイントに分けてご紹介します。

サンスベリアの性質

サンスべリアの年間を通しての育て方

サンスベリアは寒さと土の過湿がとても苦手な植物。温度が10℃以下になってくると、寒さに耐えるため休眠状態に入り成長を止める性質を持っています。10℃を下回ったら(関東地方であれば11月~3月ごろ)水を一切与えないようにしてください。

冬季の期間、水やりをしなければ休眠します。休眠状態であれば室温が10℃以下になっても枯れることはありません。室内であれば冬でも育てられますのでご安心ください。またサンスベリアは土の過湿にも弱いので、過度な水やりを避け、4月~10月の成長期でも土が完全に乾いてから与えるようにしましょう。夏の暑さと土の乾燥に強く直射日光ではない明るい太陽光があたるような環境を好みます。

サンスベリアの日常のお手入れ方法

サンスベリアの葉のお手入れ

インテリアグリーンとして部屋に置くと、葉にホコリがたまりやすいので、葉水をしたり、水でぬらした布やティッシュなどで葉を拭いてください。葉にホコリが常時ついていると光合成の妨げになりますので、こまめにチェックしてあげてください。

サンスベリアの育て方のポイント1.置き場所

サンスベリアの育て方のポイント1.置き場所

室内でも屋外でも、太陽光が入る明るい日陰に置きましょう。夏の強烈な日差しや西日は、葉が焼ける原因になりますので避けるようにしてください。

直射日光があたらないよう、午前中の太陽光が木漏れ日程度に入るような所に置くか、レースのカーテンなどで遮光して優しい太陽光があたるように調節しましょう。

耐陰性がありますので多少、日当たりが悪くても育ちますが、軟弱な姿に成長してしまいますので、週に2~3回程度、明るい場所で日光浴をさせてあげることで丈夫な株に成長します。1日に2~3時間ほどあててあげれば十分です。

冬に適した置き場所

サンスベリアの置き場所

もし戸外で育てている場合、夜間温度が15℃以下になる季節になったら、室内の暖かい部屋に入れてあげましょう。

日光にあてるために窓辺に置くときには、夜は必ず窓から離すようにしましょう。冬場の夜の窓辺はとても冷えるため、寒さでサンスベリアが弱ってしまう可能性があります。

「風水からみるサンスベリアの置き方」の記事もチェック!

サンスベリアの育て方のポイント2.水やり

サンスベリア枯らさないポイント

 

土の過湿に弱いサンスベリアの水やりは、大きなポイントのひとつです。温度や季節で水の与え方が変わるので、覚えておきましょう。

【重要ポイント】上図のように株の中心部分に水がたまると株が腐ってしまう可能性がありますので、水やりや葉水を行う際は気を付けましょう。もしたまってしまったら綿棒やティッシュで水分を吸い取って、風通しの良い場所で乾かすようにしてください。

水やりの時期とタイミング

最低温度が10℃を下回らない日(関東地方で4月~10月)で、暖かい時間帯に水やりをします。

※24時間空調をつけっぱなしで室温が常時10℃以上であれば一年を通して水やりをしてください。

季節ごとのおおよその目安は下記のとおりです。

  • 春、夏・・・土の表面全体が十分に乾いたのを確認して4,5日後
    ※夏場は涼しい朝夕に与えるようにしてください。
  • 秋・・・土の表面全体が十分に乾いたのを確認して7~10日後

鉢底から水が出てくるまでたっぷり与えてください。受け皿にたまった水は根腐れの原因になりますので必ず捨てましょう。

冬場の水やりはほとんど必要ありません!

サンスベリアは気温が10℃以下になると、冬を越すために休眠状態に入ります。
そのため水やりをしても水を吸い上げませんので、この時期水やりをしないのが鉄則です。

サンスベリア葉水のタイミング

葉の表面がシワシワになることがありますが、焦って水を与えなくても大丈夫です。葉に霧吹きで葉水を与えることでシワシワは解消され、もとの元気な葉によみがえります。葉水は1年を通して与えていただいて問題ありません。暑い夏は涼しい朝夕に、冬は暖かい日中に葉水をするようにしましょう。

エアコンなどの空調で常に室温が10℃以上の暖かい環境の場合は休眠しません。そのような環境であれば成長期と同じように水やりをしてください。

サンスベリアの育て方のポイント3.肥料

サンスベリアおすすめの肥料

肥料は成長期に緩効性肥料をひと月に1回与えるか、液体肥料を2週間に1回与えます。成長期にしっかり栄養を与えることで、体力が付き、寒い冬を越せるような強い株に育ちます。冬は休眠状態になるので、肥料はあたえないようにしてください。

サンスベリアの育て方のポイント4.植え替え

サンスベリア子株のイメージ

サンスベリアは成長が早い観葉植物。成長期には、根元から新しく芽が出てきて葉数が増えていきます。そのため、すぐに鉢がいっぱいになります。育った株が抜けなくなったり、鉢が割れたりする前に植え替えをしましょう。

植え替えの適期

サンスベリアの株分けの方法

植替えは3年に1回のペースで行い、成長期の始まる4~6月頃に行います。また、株を大きくしたくない場合は上図のように「株分け」をして株を別々に植えることでサイズを小さく保つことができます。

株を簡単に増やす方法として「葉挿し」がありますが、斑入りの品種は斑が消えてしまう可能性があるので、お気に入りの斑入り品種の株を増やすときは、株分けで行ったほうがよいでしょう。

サンスベリアの用土

サンスベリアのオススメの土

水はけがよい土なら特に問題ありませんが、APEGOではピートモス7:パーライト3の割合で混ぜた用土をお勧めします。用土を混ぜるのがめんどうな場合は園芸店などで売っている、用途にサンスベリアが含まれている用土を使います。

コツをつかんで上手にサンスベリアを育てよう

適度な日当たりがあり、寒さ対策ができていれば、お水もたまにあげる程度でほとんど手がかかりません。ご紹介した4つのポイントをおさえてサンスベリアを育ててみてください。

自分の好きな鉢の色やデザインを選んで、お部屋にあったコーディネートを楽しみながら育てていきましょう。

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2024年1月26日  by apego-press

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