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観葉植物をカビから守る育て方

観葉植物をカビから守る育て方

大切に育てていた観葉植物にカビが!!ショックですよね。カビが生えてしまうような場合、観葉植物の栽培方法や育成環境に問題があるかもしれません。カビの発生要因や予防方法についてお話いたします。

観葉植物にカビが発生する要因

観葉植物にカビが発生してしまうのはなぜでしょうか。もしかしたら、カビの繁殖を助ける要因があることを見落としているかもしれません。

そもそもカビが繁殖していくためには、カビに適した温度や水、栄養分などカビに適した条件が揃っているはずです。何か心当たりはないでしょうか。

カビが発生するときには、次のような要因を疑ってみてください。

  • 鉢が継続して過湿な状態
  • 生育場所の通風が悪い
  • 生育場所の日照が弱い
  • 培養土の有機肥料成分が多い

カビ発生の予防

水やり

観葉植物に毎日こまめに少しずつ水やりをすると、つい過剰投与となってしまいがち。観葉植物の必要とする量以上の水が投与され続けてしまうと、土がいつも多湿状態となりカビの繁殖を促すことになります。

さらに、水の過剰投与は「根腐れ」を引き起こす主要因です。観葉植物は水不足で枯れてしまうことよりも、水のやりすぎによる根腐れで枯れてしまうことが多いといわれますので、気をつけましょう。

日照

観葉植物が生育している場所の日照が弱い場合も、鉢が多湿状態となりカビが発生しやすくなります。

日光は乾燥を促進する効果のほかに、感染を抑制する殺菌効果や、観葉植物の光合成が活発になり健全に成長するための重要な役割を果たします。

ただし、強い日差しを過剰に与えすぎてしまうと、「陽葉焼け」を引起す可能性がありますので注意しましょう。

通気

特に観葉植物を室内で栽培する場合、通気にも気をつけましょう。適切に通気を行うことで、鉢の乾燥を促進してカビの生育を抑えると同時に、カビの胞子を屋外に排出して室内での繁殖を抑制します。

さらに病気感染のリスクを下げることができるでしょう。また、お部屋の換気は人体の健康にも影響するといわれます。日ごろから、お部屋の通気や換気を意識するようにしましょう。

ただし、観葉植物を直接強い風に当ててしまうと葉っぱ同士がこすれて痛んでしまうことがあります。注意してください。

肥料

観葉植物の生育環境にカビの栄養分が豊富にある場合にはカビが繁殖しやすくなります。特に有機肥料成分はカビにとっても栄養分となり、カビ繁殖の原因となることがあります。

腐葉土の比率が高い場合や有機肥料を追肥した場合などは要注意です。赤玉土や無機肥料を多くするなど、無機質の比率が多くなるよう配合を改めると良いでしょう。

カビによく似た病気に注意

観葉植物そのものにカビが発生してしまうことはないのですが、カビに良く似た外観の症状をなす病気に感染することがあります。

葉や茎にカビのように見えるものが生えたら、それは病気かもしれません。もちろん、カビ対策では回復が望めませんので、病気にあわせた適切な治療を施してください。

配置や通気、水やりに気をつけて

カビの発生があるときは、同時に観葉植物の生育環境に問題があることを暗示しているかもしれません。カビが生えてしまうようであれば、栽培環境を見直してみてください。

日ごろから、水やり頻度や量、日照、お部屋の換気などに気をつけて、カビの発生を抑えるとともに観葉植物にとって健全な生育環境となるよう努めましょう。

APEGOでは、豊富な種類の観葉植物を取り扱っております。皆様の栽培環境に最適な観葉植物を探してみてはいかがでしょうか。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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2015年12月12日  by apego-press

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